サクラコラムPro工法と サクラコラム工法の違い |
サクラコラム Pro工法 |
サクラコラム 工法(従来) |
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コストダウン | ||
単杭評価 | ✕ | |
コラムド・ラフト 併用による設計 |
✕ | |
3階建て対応 | △ | |
布基礎対応 | △ | |
安息角(崖条例)対応 | △ | ✕ |
環境汚染への配慮 |
本技術の開発趣旨 所定の支持力を確保しながら改良体の先端を拡径することで適切な支持力を求め
使用材料などを縮減可能とすることを意図して開発された。
先端に拡径部を有する
柱状改良体を用いた地盤補強工法
GBC性能証明:第24-13号
取得年月日:2024年11月15日
拡径部を築造可能な
スラリー系機械攪拌式深層混合処理工法
GBRC性能証明:20-04号(改1)
取得年月日:2020年5月22日
本工法は、サクラコラム工法(拡径部を築造可能なスラリー系機械拌式深層混合処理工法(GBRC性能証明第20-04号(改1)))により、先端に拡径部を有する改良体(以下、補強体と称する)を築造し、小規模な建築物や工作物のための地盤補強を行う工法である。
本技術の特徴は、引上げ工程時に、掘削攪拌装置を所定深度で逆回転し、共回り防止翼を軸回転と同期させることが可能となる機構を採用することで、築造することができることである。
改良体の先端支持力はφ500mmの1.69倍として計算
↓
改良体全本数の支持力が建物荷重を上回っていることを確認
D16 | 短期許容M=17.9kN・m 短期許容Q=64kN |
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D13 | 短期許容M=11.4kN・m 短期許容Q=64kN |
周辺地盤 | 粘性土 N=2 |
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先端地盤 | 粘性土 N=6 |
FEM解析の結果、応力域が拡大するという結果を確認。
拡径部を先端に配置することで支持力が増大
従来のサクラコラム工法の高品質を維持したまま高い支持力を発揮
▶ 適用範囲拡大
2025年4月法改正以降も対応!
載荷試験より846.0kN/㎡をかけても改良体は破壊されなかったことより、サクラコラムProの補強体1本あたり約80tの荷重に耐えられることとなる。
例:おおよそ旅客機2機分(1機あたり約40t)の荷重に相当
在来工法と比較し支持力1.69倍
FEM解析の結果、応力域が拡大するという結果を得られています。
その結果より、拡径部を築造することで支持力と周面抵抗力が増大しています。
底部のみ
底部+拡径2段
底部+拡径3段
※第三者機関(合同会社 For)によるFEM解析